
【あらすじ】
青森駅を出て市街地を抜けた東北本線は、浅虫温泉、西平内、小湊、清水川……ウトウトしていた少女の前に現れたのは、「シュウさん」「修ちゃん」と名乗る男たち。そして、次々と現れる、この世にいないはずの人々。風の列車の中で少女は何を見つけるのだろうか。
【解説】
1999年制作。畑澤は脚本、演出を担当。芸術祭初挑戦で大賞の栄冠を獲得。畑澤はこれにより「ギャラクシー」「民放連」「芸術祭」の主要放送コンテスト3冠を達成した。
【出版・雑誌掲載】
テレビドラマ代表作選集2000年版(日本脚本家連盟)
【舞台化】
2005年、劇団昴によりドラマリーディングとして舞台化された。舞台収録のDVDも同劇団で販売されている。
【受賞】
2000年 平成11年度文化庁芸術祭大賞
【舞台化】
2008.12 なべげんラジオドラマリーディングシリーズ1/アトリエ・グリーンパーク<青森>
2009.05 なべげんラジオドラマリーディングシリーズ1/ザ・スズナリ<東京>
2009年にザ・スズナリとアトリエ・グリーンパークで上演された畑澤聖悟のラジオドラマ・リーディング。寺山修司と太宰治が語リ合う『シュウさんと修ちゃんと風の列車』、全国の敵から青森県を守る『県立戦隊アオモレンジャー全国放送版』